News 2026.08.06
学校の部活動に入らなくても、スケートボードを本気で続けられる環境をつくりたい
学校の部活動に入らなくても、スケートボードを本気で続けられる環境をつくりたい
先日、Graffer店長のサトルが、土浦市教育委員会の担当者の方と打ち合わせを行いました。
当初は、Grafferを土浦市の「地域クラブ活動」として登録できるのか、その仕組みやメリットについて確認することが目的でした。
しかし、私たちが本当に実現したいのは、地域クラブとして登録すること自体ではありません。
目指しているのは、
「学校の部活動に入らず、Grafferでスケートボードに取り組む子どもたちが、その努力や実績を学校や進路にもきちんと伝えられる環境をつくること」
です。
今回、サトルが教育委員会の方から制度について詳しく話を聞き、その報告をもとにGrafferとして今後の方向性を改めて話し合いました。
部活動に入らないと高校入試で不利になるのか
保護者の方から、
「中学校で部活動に入らないと、内申点に影響するのではないか」
「部活動に入らずスケートボードを続けても、高校入試では評価されないのではないか」
という不安の声を聞くことがあります。
今回、サトルが教育委員会の方に確認したところ、学校の部活動に所属していないことだけを理由に、教科の内申点が下がることはないとのことでした。
内申点の中心になるのは、学校での各教科の成績です。
部活動に所属していれば自動的に内申点が上がる、反対に部活動に所属していなければ自動的に下がる、という仕組みではありません。
そのため、中学校の部活動には入らず、Grafferでスケートボードに力を注ぐという選択もできます。
また、学校で野球やサッカーなど別の部活動に入りながら、放課後や週末にGrafferでスケートボードを続けることも可能です。
子ども本人や家庭の状況、将来の目標に合わせて、それぞれが活動の形を選べるということです。
Grafferでの活動実績も学校へ伝えられる
学校の部活動ではなくても、Grafferに継続して通い、大会へ出場したり入賞したりした実績は、学校外で取り組んだスポーツ活動として、学校へ伝えられる可能性があります。
例えば、
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Grafferに在籍していた期間
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練習へ通った頻度
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所属しているスクールクラス
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スケートボードのレベルや成長
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出場した大会
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大会での入賞実績
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イベントや地域活動への参加
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練習へ取り組む姿勢
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年下の子どもたちへのサポート
などです。
こうした活動を記録し、保護者の方から中学校の担任や進路指導の先生へ提出することで、調査書や面接、自己PRなどの参考資料として扱ってもらえる可能性があります。
ただし、Grafferへ通えば必ず内申点が上がるということではありません。
どのような内容が調査書に記載され、入試でどのように評価されるかは、中学校や受験する高校によって異なります。
それでも、子どもたちが何年間、どのくらいの頻度で練習し、どのような目標へ挑戦してきたのかを客観的に伝えられることには、大きな意味があると考えています。
地域クラブ活動とは何か
今回の打ち合わせでは、土浦市の地域クラブ活動についても詳しく確認してもらいました。
地域クラブ活動は、学校部活動の地域移行・地域展開に関係する仕組みです。
特に野球やサッカーなど、中体連の大会がある競技では、学校の部活動とは別の地域クラブに所属し、そのクラブから大会出場を目指すという役割があります。
地域クラブ活動として登録すると、支援や補助を受けられる可能性がある一方で、
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学校の部活動と地域クラブ活動のどちらかを選ぶ必要がある
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活動実績や会計などの報告が必要になる
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運営側の事務負担が大きくなる
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生徒や保護者の活動の自由度が下がる可能性がある
といった点もあります。
そして現在、スケートボードは中体連の競技に含まれていません。
そのため、Grafferが地域クラブ活動として登録しても、中体連の大会へ出場できるようになるなどの実質的なメリットはほとんどありません。
制度を詳しく確認した結果、教育委員会の方からも、
「Grafferは地域クラブ活動へ登録するよりも、現在のように民間のスケートボードスクールとして運営を続けた方がよいのではないか」
という見解をいただきました。
「登録できなかった」のではなく、あえて登録しない
今回の結論は、「Grafferが地域クラブ活動として認められなかった」ということではありません。
制度の内容とGrafferの活動を照らし合わせた結果、地域クラブ活動へ登録しない方が、子どもたちや保護者にとって自由度が高く、Grafferの良さも生かせると判断したということです。
民間のスケートボードスクールとして継続することで、
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学校の部活動とGrafferを両立できる
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学校の部活動に入らず、スケートボードへ専念できる
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それぞれの生活や目標に合わせて通える
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Graffer独自のスクールや大会を開催できる
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イベントや地域活動を柔軟に企画できる
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大会出場や入賞などの実績を学校へ伝えられる
という環境を守ることができます。
子どもたちの選択肢を狭めないためにも、現在のGrafferにはこの形が一番合っていると考えています。
Graffer独自の「活動記録」をつくりたい
今回の打ち合わせを受けて、Grafferとして次に取り組みたいのが、子どもたち一人ひとりの活動を記録する仕組みづくりです。
ただ「Grafferに通っていました」と伝えるだけでは、本人がどのくらい努力し、どのように成長してきたのかまでは分かりません。
そこで、Grafferへ実際に通っている生徒について、
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在籍期間
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来場日
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練習頻度
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所属クラス
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レベルアップの経過
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大会出場歴
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大会での成績
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イベントへの参加
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地域活動への協力
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コーチから見た努力や成長
などを記録していきたいと考えています。
そして、高校受験などで必要になった場合には、その記録をもとにGraffer独自の「活動証明書」を発行できるようにしていきます。
必要に応じて、コーチから見た取り組み方や成長についての所見、推薦文などを付けることも検討します。
もちろん、実際に通っていない日数や確認できない実績を書くことはできません。
だからこそ、普段からGrafferで練習を続け、その積み重ねを正確に記録することが大切です。
Grafferへきちんと通い、練習や大会へ取り組んできた子どもたちが、自信を持ってその活動を学校へ伝えられる仕組みにしたいと思っています。
部活動と同じくらい本気になれる場所へ
野球やサッカーなど、学校に部活動がある競技と比べると、スケートボードを本気で続けたい子どもたちには、まだ十分な環境が整っていない部分があります。
学校にスケートボード部がなければ、本人がどれだけ真剣に練習していても、その活動が学校側からは見えにくくなってしまいます。
だからこそGrafferは、単なる習い事の場所ではなく、
「学校の部活動の代わりになるくらい、本気でスケートボードに取り組める場所」
を目指していきたいと思っています。
学校で別の部活動をしながら、Grafferでスケートボードを続けてもいい。
部活動には入らず、スケートボードに力を注いでもいい。
趣味として楽しく続けてもいいし、大会出場やプロを目指して本気で取り組んでもいい。
大切なのは、子ども自身がやりたいことを選び、その努力を継続できることです。
土浦市との新しい連携も考えていきます
今回の打ち合わせでは、地域クラブ活動への登録とは別に、Grafferが土浦市と連携できる可能性についてもアドバイスをいただきました。
地域クラブ活動を担当する部署は、主に中学校の部活動に関する業務を担当しているため、Grafferが今後、市と一緒にイベントや地域スポーツ事業を行う場合は、スポーツ振興を担当する部署などへ相談する方がよいとのことでした。
今後は、今回つながることができた教育委員会との関係も大切にしながら、
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学校への案内やチラシ配布
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子ども向けスケートボード体験会
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地域スポーツイベントへの参加
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Grafferでの大会やイベント
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土浦市や地域団体との共催・後援
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スケートボードを通じた子どもの健全育成
など、地域クラブ登録とは違う形での連携も探っていきたいと思います。
子どもたちが安心してスケートボードを選べるように
今回、Graffer店長のサトルが教育委員会の方と直接話をしたことで、制度の内容やGrafferが進むべき方向が、これまで以上にはっきりしました。
学校の部活動に所属しなくても、それだけで内申点が下がるわけではありません。
そして、Grafferでの大会出場や入賞、継続的な練習などは、学校外で取り組んだ活動として学校へ伝えられる可能性があります。
Grafferは地域クラブ活動には登録せず、民間スクールとしての自由度を生かしながら、子どもたちの努力や成長をきちんと記録し、必要なときに証明できる環境をつくっていきます。
スケートボードを選んだ子どもたちが、その選択を誇れるように。
そして、これまで頑張ってきた時間や経験を、練習だけで終わらせず、将来の進路にもつなげられるように。
Grafferは、子どもたちが安心してスケートボードへ取り組み続けられる場所を目指して、これからも環境づくりを進めていきます。
